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コーコーヤ@プラッサオンゼ

20090909.jpg

2009年9月9日(水)20:00
コーコーヤ
笹子重治(g)
黒川紗恵子(cl)
江藤有希(vn)
プラッサオンゼ


7月から8月にかけて、立て続けに現代音楽の演奏会を聴いた。「日本の電子音楽」に始まり、松平頼則、湯浅譲二、細川俊夫、芥川作曲賞(藤倉大)、リゲティ、シュトックハウゼンまで。それぞれに強烈で、聴く前と後とでは音楽体験の意味がすっかり変わってしまうようなものであったけれど、ガストロノミックなのが続くと町の定食屋にも行きたくなるわけです。小さな会場での小さなセットの演奏。気のおけない店で頼む、いつものメニュー、いつもの味。

コーコーヤの単独ライヴは久しぶり。演奏曲目は、オリジナルに加えて、オーセンティックなショーロ、北東部のリズムの曲などが適度な割合で選ばれていて、メリハリがあり楽しいものでありました(セットリストは、メモ帳を忘れて書き取らなかった)。

特に1部、Chorinho pra ele(エルメート・パスコアル作)の緊張感といったら、聴いているほうもハラハラドキドキ。それから曲名は失念したけれど、笹子がとてつもなく複雑な演奏を顔色ひとつ変えずにやっている脇で、江藤のヴァイオリンと黒川のクラリネットが、ピーナッツとバターのような相性の良さでブレンドするナンバー。この3人ならではの音。この人たちに任せておけば、いい音楽を奏でてくれる。息と爪と弓、異なる発音原理の音が混ざりあって。

「雲のかたち」は、夏の終わりの涼しい晩に、ツボにハマる演奏だった。大阪で見た積乱雲、同行してくれた友人が写した流氷のような美しい雲、それに、家の屋上で見た二重の虹と無数の無形の雲。今年の夏は空をよく見上げたな。2部最後の「炭酸水」で、いよいよ夏も終わりです。


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2009/09/13(Sun)
ライヴ - ブラジル&周辺 | trackback(0) | comment(0) |


ウーゴ・ファトルーソ、ヤヒロトモヒロ、松田美緒@新宿PIT INN

20090827-1.jpg 20090827-2.jpg

2009年8月27日(木)20:00
Dos Orientales
ウーゴ・ファトルーソ(p、accordion、per、harp、vo)
ヤヒロトモヒロ(per)
ゲスト:松田美緒(vo)
新宿PIT INN


前半8曲。新曲含めハチロクのリズムが多くて気持ちいい。肥沃な大地、ウルグアイのパンパを疾走する感じ。行ったことないんだけれども。ウーゴとヤヒロ、このデュオはほんとに凄い。

いつものプラッサオンゼより、ややよそ行きの松田美緒。「これまで生きてきて一番幸せな時間」。その言葉に誇張はなかったと思う。すごい成長ぶり。巨匠2人に伍して歌い、時にぐいぐい引っ張ったりもするのだから。

少し記憶が薄れてしまったな。セットリストも歯抜け。やはり、エントリーは早めにしないと。ウーゴとヤヒロと、前日にレコーディングを完了し、来年1月発売と言っていた。これまでライヴでしか聴けなかったペルー、ベネズエラ、アルゼンチン、自作の曲を、たくさん録音で聴けるとしたらうれしいな。


1. La Papa
2. Desafinado
3. Esa Tristeza
4. 釧路湿原
5.
6.
7.
8.
(休憩)
9.
10.
11. Se todos fossem iguais a voce
12.
13.
14.
15. 真珠のモレーノ
16.
17. Trenzinho do caipira
(アンコール)
18. ママへの歌
19.

2009/09/03(Thu)
ライヴ - ブラジル&周辺 | trackback(0) | comment(0) |


松田美緒、笹子重治デュオ@プラッサオンゼ

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2009年6月8日(月)20:00
松田美緒(vo)
笹子重治(g)
ゲスト:サイゲンジ(g、vo)(15、16)、タマンゴ(per)(16)
プラッサオンゼ


4月に続き、プラッサオンゼで。今月下旬から初めてのフランスツアーに出るそうで、今晩はルーツのひとつであるブラジル音楽を訪ねなおす、見つめなおすような選曲。

初めてきく曲も多く(特にシコ・ブアルキの諸作品)、その天然なチョイスに裏切られる感じが楽しい。あ、小室メロディの13も。デュオのパートナー、笹子重治のギターの腕前にあらためて感心。サイゲンジがふらりときてやった、15と16も面白かったな。

しかし、歌がどうも染み込んでこない。それはこちらの体調がすこぶる悪かったせいで、たいへん不本意なのだが。


1. Avarandado
2. Na baixa do sapateiro
3. Eu te amo
4. Tatuagem
5. Sentado a beira do caminho
6. A felicidade
7.
8. Feitio de oração
(休憩)
9. Maninha (?)
10.
11. Foi deus
12. Eu não existo sem voce
13. My Revolution
14. Pitanga
15. Las golondrinas
16.(即興)
17. Festa de Rua
18. Trenzinho do caipira
(アンコール)
19. Se todos fossem iguais a voce



2009/06/08(Mon)
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松田美緒@プラッサオンゼ

photo_20090427-1.jpg photo_20090427-2.jpg

2009年4月27日(月)20:00
Samba Sabar
松田美緒(vo)
小畑和彦(g)
永見行崇(key)
ヤヒロトモヒロ(per)
Abdou Bayefall(per、dance)
Mamadou Lo(per)
寿海(舞)
プラッサオンゼ


プラッサオンゼは昨年10月以来。その晩に会ったフォトグラファーのMさんが、私の顔を覚えてくれていて、浅草のロビーコンサートで撮影したすばらしい写真を見せてくれた。なかでもダンサーのAbdouが両脚を思いきり開いてジャンプした瞬間をとらえたカットが出色。彼を見上げる共演者たち(ヤヒロ、寿海、小畑、永見)の表情まで劇的な構図に収めていた。それらの写真は松田美緒ブログに間もなく掲載されるだろうとのこと。楽しみ。



なぜ松田美緒という歌手に惹かれるのか。歌唱はもちろんのこと、その他に理由はふたつ。ひとつは歌詞の内容を観客と共有しようと(できる限り)努める姿勢。もうひとつは、レパートリーが生き方そのものと結びついているようで独特なこと。最初のライヴをきいてから4年めになるが、その印象はずっと変わらない。

この日も、出てきて挨拶もなしに、「リスボン、私の町……」と語りはじめて、ポルトガル語の歌詞の意味を説明する。2、7、9、20、21も同様。こういう姿勢ひとつで、私は歌手の評価を上げてしまう。

第二の理由、レパートリーの増やし方。この人の歌選びは、旅先での発見や人との出会いと直接結びついている。しばらくぶりにライヴに行くと、必ず新しい歌をどこからか仕入れている。音楽の絵葉書をみせられているような気になる。

今回のライヴでは、日本舞踊の寿海との出会いからインスパイアされただろう日本の歌(自作含む)、MamandouとAbdouが叩き出すセネガルのリズムを従えたクララ・ヌネスのサンバ。アンコールでやった「Obssesao」にしても、この前の旅で共演したというOrquesta Imperialがレパートリーにしている曲。そこから何らかのインフルエンスがあったのだろうか。

ヤヒロトモヒロのパーカッション。松田は彼を「陰の立役者」と呼んだけれど、陰のどころか主役。デューク・エリントンのアルバムに、「ドラムは女だ」というのがある。アフリカンビートの化身(マダム・ザージ)が、カリブ海から北米ニューオーリンズを経てニューヨークに到達し、ジャズと混ざり合うという音絵巻。ヤヒロがパンデイロをもってやりはじめた12。ステージ対向(左)のサバールと衝突、融和を繰り返しながら、変幻自在なリズムパターンを叩き出すさまは、その「ドラムは女だ」のブラジル版とでもいおうか。大西洋を渡ったアフリカンビートが南米の土着音楽とどのように混淆して、バイーアをはじめとするブラジル独特のリズムが生まれたかを伝える。数百年に及ぶ物語を、たった数分間できかせてくれたように感じた。

寿海の舞。“17歳の乙女”を踊った19。扇と巻物(というの?)を使った繊細な所作。間近でみると先日のアサヒビールとはまったく違う印象。すばらしい。


1. Lisboa Cidade「リスボン、私の町」(Lima Brumon、Helena Luiza Moreira Viana)
2. Disse-te Adeus a Morri「さよならを言って死んだ」(Vasco Lima Couto、Jose Antonio Sabrosa)
3. 水に流し(松田美緒、編曲ヤヒロトモヒロ)
4. 出船(勝田香月、杉山長谷夫)
5. 日和下駄(米山正夫)
6. Moreno de Perola「真珠のモレノ」(松田美緒)
7. Nunca「決して」(Rupicinio Rodrigues)
8. Na Baixa do Sapateiro「バイーア~サパテイロ通りの坂下で」(Ary Barroso)
9. Noche de Amargura「苦い夜」(Arturo Zambo Cavero)
(休憩)
10. Ndo「水」(即興 松田美緒+Mamadou Lo)
11. Ijexa(Edil Pacheco)
12. Misticismo de Africa ao Brasil「アフリカからブラジルへ渡った魔術」(Joao Galvao、Vilmar Costa, Mauro Duarte)
13. Oracao「海の女神への祈り」(松田美緒)
14. Sabar Correntezas「水流のサバール」(セネガルの伝統音楽)
15. Filho de Historia(松田美緒)
16. E Doce Morrer No Mar「海の甘き死」(Dorival Caymmi)
17. Canto das Tres Racas「三つの人種の歌」(Paulo Cesar Pinheiro、Mauro Duarte)
18. 即興~Lua
19. ゴンドラの唄(吉井勇、中山晋平)
20. Tranzinho do Caipira「田舎の列車」(Joao Souza Lima、Heitor Villa-Lobos)
(アンコール)
21. Obsessao(Milton de Oliveira、Mirabeau)

2009/04/27(Mon)
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松田美緒@アサヒビール

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2009年4月21日(火)18:45
第109回アサヒビールロビーコンサート
Correntezas~水流~
松田美緒(vo)
永見行崇(p、per)
ヤヒロトモヒロ(per)
小畑和彦(g)
Abdou Bayefall(dance、vo、per)
Mamadou Lo(vo、per)
寿海(舞)
アサヒビール本部ビル1階ロビー


浅草駅から地上に出ると、雨が強くなっていた。吾妻橋を渡りはじめたあたりでiPodから、去年ブラジル大使館で録音されたライヴの「雨降りお月」が流れてきた。前方を見上げると、雨の夜空に月がぽっかり浮かんでいた。ライトアップされたスタルクのオブジェが、そんなふうに見えた。

松田美緒、たしか今年でちょうど30歳になるのだったか。旅を重ねて、また大きくなっていた。ステージに登場した時、久しぶりにみるのでちょっとドキドキした。

オフィスビルのロビーを会場にしたコンサートシリーズ。隅田川のほとりにあるアサヒビールが、創業200周年を迎える2089年までに川でもう一度白魚が棲めるように、人が泳げるように、水が命の企業として取り組む環境・文化貢献活動「すみだ川アートプロジェクト」の一環だとか。気の遠くなるような話だが、意気やよし。

プログラムノート(小沼純一)には、松田側から「川を、水をテーマにした音楽のストーリーが生まれて」きたとある。昨年4月の近江楽堂のコンサートで披露された「世界は海の道でつながっている」というスコープがぴたりとはまったのだろう。今回配布された資料には、ポルトガル~セネガル~カーボ・ヴェルデ~ブラジル~ペルー~日本をつなぐ海の道(水流)の図まで含まれている。

1部前半は、「みんな夢の中」以外、新しい趣向の和モノ。小唄のような自作曲をほとんどファルセットでうたった3には驚いた。これら一連の歌、舞の寿海(84歳)が共演するせいもあったのだろうけど、もしかしたら、ところは浅草、客席に多い高齢者の心をつかもうという狙いもあったかもしれない。

でもやはり、江戸民謡、小唄といったものは、それなりの場や道具立てがあって成立するものではないか。「日和下駄」での寿海の舞とBayefallのダンス、恋の鞘当てのような趣旨なのだろうけど、かみ合っていたかどうかは微妙なところ。今後どのような展開があるのか期待したいが、ファドの7と8を終えて一番自然な拍手が会場からわき上がったところをみると、松田の本領がどこにあるのかオーディエンスも敏感に感じ取っていたのだと思う。前後するが自作曲の6。録音はまだされていない、7拍子の肉感的な曲。ライヴできくのは3度め。以前は習作という感じだったのが、今日はすっかり形になっていた。

1部最後の9、寿海が銀色の扇を杯に見立て、毒(?)を飲んで息絶える。すると、ひとりのヴァイオリン奏者がきき慣れたメロディーを弾きながらステージに上がってきて、出演者全員を連れて行ってしまった。この時にやっていたのが、「美しき天然」という曲。チンドン屋のやる、もっともポピュラーな曲だけれど、曲名を今日初めて知った(ステージで紹介されたのではなく、midomiというiPhoneのappでメロディを口ずさんで調べたのだ。便利だ)。

休憩後、司令塔ヤヒロトモヒロを中心としたパーカッションがすばらしい。13、15でのヤヒロの嬉しそうな顔。今年もウーゴ・ファトルーソ、グラストン・ガリッツァとのライヴが予定されているようなので楽しみ。さてBayefallと寿海(扇2つ)の絡みも、前半と比べて有機的になってきた。寿海の所作、それなりに振付けはあるのだろうが、作為的な感じが微塵もない。松田の音楽と絡む必然性がまだはっきりと立ち現れてきていない感じもあるが、今後また機会があればみてみたい。17では、今日、存在感の薄かった(おそらくPAのせい)小畑和彦が、オフマイクで「ラヤー」とコーラスをつけている。これ、先日のアケタの店でジョビンのイタコをやっていたのとダブる。

18、もう一度、さっきのヴァイオリン奏者がステージに上がって、アンコールを終えたところで松田が、「スペシャルゲストのクメカワヨシミ。父です」と紹介した。粂川吉見。栃木県壬生町生まれ。早大を出て劇団所属の合奏団に所属し、12年間、全国を回った。1987年、就職と同時に栃木交響楽団へ。へえー、そうなのか。

来週月曜日は、プラッサオンゼで。


第1部
1. 鮎かつぎ唄(江戸民謡)
2. みんな夢の中(浜口庫之助)
3. 水に流し(松田美緒、編曲ヤヒロトモヒロ)
4. 出船(勝田香月、杉山長谷夫)
5. 日和下駄(米山正夫)
6. Moreno de Perola「真珠のモレノ」(松田美緒)
7. Lisboa Cidade「リスボン、私の町」(Lima Brumon、Helena Luiza Moreira Viana)
8. Disse-te Adeus a Morri「さよならを言って死んだ」(Vasco Lima Couto、Jose Antonio Sabrosa)
9. Noche de Amargura「苦い夜」(Arturo Zambo Cavero)

第2部
10. Ndo「水」(即興 松田美緒+Mamadou Lo)
11. Ijexa(Edil Pacheco)
12. Oracao「海の女神への祈り」(松田美緒)
13. Sabar Correntezas「水流のサバール」(セネガルの伝統音楽)
14. E Doce Morrer No Mar「海の甘き死」(Dorival Caymmi)
15. Misticismo de Africa ao Brasil「アフリカからブラジルへ渡った魔術」(Joao Galvao、Vilmar Costa, Mauro Duarte)
16. Canto das Tres Racas「三つの人種の歌」(Paulo Cesar Pinheiro、Mauro Duarte)
17. ゴンドラの唄(吉井勇、中山晋平)
18. Tranzinho do Caipira「田舎の列車」(Joao Souza Lima、Heitor Villa-Lobos)
~アンコール~
19. サイコー (Gregorio Goncalves、日本語詞 松田美緒)

2009/04/21(Tue)
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por quilo@アケタの店

photo_20090327.jpg

2009年3月27日(金)20:00
ポルキロ
さがゆき(vo)マツモニカ(harm)小畑和彦(g)渋谷毅(p)
アケタの店


ええ曲ばっかの、エッセンシャル・トム・ジョビン。美しくてそれぞれが個性的な曲。とてもひとりの人が書いたとは思えない。

今晩、そこはしかし西荻。ブラジル~ボサノヴァという文脈から少し離れ、手練れたちがやる演奏の素材になって、でも、口に含んで鼻に抜ければやはりジョビンの香り。この類い稀な美しい楽曲たちが、世界のいろいろな町で人々の心にさざ波を立て、あるいは時には人生を変えたりしている。音楽の花粉はこうして受け継がれていくのだな。

一度にこれだけたくさんジョビンの曲をきく機会は、ありそうでないから、きいていて益体なくもそのようなことを考えた。

さがゆきさん。先月の新宿あ・うんの時も、そうだった。幸福を招き入れる磁力のようなものがある(磁力には向きもあろうが)。12を「リストのような」と紹介していたのは、どういう意味でだったろう。きけばよかったな。帰り際、階段下で電話中のところ、握手の手を差し伸べてくれた。ありがとうございました。

マツモニカ。時に艶やかに、時にくぐもって、曲によって音色を見事に使い分ける。ハーモニカという楽器は深いのだな。10のソロは、私にとって今晩のハイライト。ギターソロを指ふたつ鳴らして引き継いで、山あり谷ありの一編のドラマをみせてくれた。前にみたのはベト・カレッティのステージにゲストで出た時。そう話したら、思い出してもらえた。あの時のブラジルの水彩画もすばらしかった。

ギターの小畑和彦さん。初めてきくが、大変な芸達者。ギターの腕前もさることながら、歌のバックでやる「アー」とか「パッパー」という低音のコーラス(おそらくジョビンの声帯模写)がすばらしく、降りてきてる効果があった。ライヴのスケジュールをチェックしたら、来月21日、27日に松田美緒と共演とある。なんとまあ、また不思議なつながりが。

渋谷さん。2でさがさんの歌につけた伴奏は、硬くて光るものがパラパラと飛び散るようだった。8のソロは、深夜のソロできくのと同じような響きがあって、前面に出てくるのではないにしても、いちばん冒険していたのが実は渋谷さんだったのではないかという印象をもった。


1. Este Seu Olhar (Tom Jobim)
2. Corcovado (Tom Jobim)
3. Vivo Sonhando (Tom Jobim)
4. Falando de Amor (Tom Jobim)
5. Desafinado (Tom Jobim, Newton Mendoca)
6. Samba em Preludio (Baden Powell, Vinicius de Moraes)
7. Batucada Surgiu (Marcos Valle)
~休憩~
8. Se Todos Fossem Iguais A Voce (Tom Jobim, Vinicius de Moraes)
9. Chega de Saudade (Tom Jobim, Vinicius de Moraes)
10. Inutil Paisagem (Tom Jobim, Aloiso de Oliveira)
11. Samba do Aviao (Tom Jobim, Vinicius de Moraes)
12. Estrada Branca (Tom Jobim, Vinicius de Moraes)
13. Doralice (Tom Jobim, Dorival Caymmi)
14. Vou te Contar (Wave) (Tom Jobim)
15. Travessia (Milton Nascimento)
~アンコール~
16. Garota de Ipanema (Tom Jobim, Vinicius de Moraes)

2009/03/28(Sat)
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マリア・ヒタ@中野サンプラザ

2008年11月10日(月)19:00
Maria Rita (vo)
Jota Moraes (piano)
Sylvinho Mazzucca (b)
Tuca Alves (g)
Marcio Almeida (cavaguinho, bandlin)
Camilo Mariano (dr)
Andre Campos (per)
Marcelo Moreira (per)


この人どうしちゃったんだろうと思っていたのだ、3枚めのアルバムが出て。

1枚め、2枚めのアルバム(+DVD)では、食事はオーガニック、体動かすならヨガ、着る服は天然素材の布たっぷり。そんな印象だったのが、子供を産んだとも伝えられた後で、スパンコールびっしりのミニワンピースで太股もあらわに、サンバをうたって踊る踊る。あの1枚めの頃の、ステージにラグを敷き、ゆらゆら体を揺らしながら裸足でうたっていた、知的でナチュラルな人はどこへ?

これがブラジル音楽の伝統なのかとも、少しだけ疑っていたのだ。伝統については実はあまり知らないが、ガル・コスタ「Gal Tropical」のジャケ裏、超ミニスカ姿をみて以降、薹が立ってから膝上丈がグンと短くなるのもありなのかと。

でも、やっぱりこの人は頭がいい(ガル・コスタが頭が悪いという意味ではない)。

プログラムで、
「私は“サンビスタ(サンバ人間)”と称されるのがゴールではないので、全体的にバランスの取れた伝統的サンバアルバムにしました」

サンバをやったのはあくまで「プロジェクト」なのだそうで。1、2枚めとはまったく違う歌声も、あのミニスカも、意図してのもの。つまり演出。

ステージをみていると、自然に目が腰とその下方に釘付けになってしまう。まんまと引っかかっている。

うた、仕草、パフォーマンス、MC、オーディエンスの煽り方、どれをとっても引き込まれるような説得力がある。1枚めに入っていたMiltonの10で泣きそうになった。今日のステージは、振り返ってみれば、1~3枚めのアルバムすべてがバランスよく選曲されていた。過去の曲も微妙に異なる編曲が施されていて、きいていて飽きない。お母さんがどうだったのか知らない。けれども、この人は相当なエンターテイナーであるなあ。

プラッサオンゼに行くとみかける人が、座った席の周りにたくさんいた。お店の人も評論家の人もレーベルの人も。場所は中野なのに青山で音楽をきいているような感じがした。

1. Samba Meu *** ~ O Homem Falou ***
2. Tá Perdoado ***
3. Maria do Socorro ***
4. Trajetória ***
5. O Que É o Amor ***
6.
7. Recado **
8. Muito Pouco **
9. Pagu *
10. Encontros e Despedidas *
11. Caminho das Águas **
12. A Festa *
13. Cara Valente *
14. Corpitcho ***
15. Casa de Noca ***
16. Num Corpo Só ***
17. Novo Amor ***
18.
~アンコール~
19.
20. O Homem Falou ***

アルバム
* Maria Rita
** Segundo
*** Samba Meu

2008/11/10(Mon)
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松田美緒 with コーコーヤ@プラッサオンゼ

2008年10月17日(金)20:00
松田美緒(vo)
笹子重治(g)
江藤有希(vn)
黒川紗恵子(cl)
福和誠司(per)
プラッサオンゼ

最近出た松田のライヴCD、2月にブラジル大使館で録音した限定500枚というやつの出来映えが実にすばらしい。最初にきいたとき、椅子に沈みこんで動けなくなるような気がした。やがて、そのリハーサルのようなライヴの記憶がよみがえった。鬼怒無月、ヤヒロトモヒロ、江藤有希の好サポートを得て、ひょっとしたら今までの松田の録音の中で最も優れた作品なのではないだろうか。

(続きは後で)

第1部
1. 炭酸水(江藤有希)
2. 小ガモは水遊びが好き(Pixinguinha)
3. 浜辺のお話(Romildo Bastos, Toninho)
4. Na Paixa do Sapateiro(Ary Barroso)
5. あなたの瞳(Garoto)
6. Luiza(Tom Jobim)
7. Ngana(Walter Bastos)
8. パライーバ(Luiz Gonzaga, Humberto Teixeiro)

第2部
10. カレンシア(といった? Jacob do Bandolim)
11. フォホー・ブラジル(Hermeto Pascoal)
12. 日傘をさして(江藤有希)
13. 旅人のショッチ(松田美緒)
14. 真珠のモレーノ(松田美緒)
15. あなたのいない夜(ペルーの…)
16. バルトロメオー(といった? カーボ・ヴェルデの…)
17. Masi Olarinda(Traditional 東ティモール)
18. Trenzinho do Caipira(Heitor Villa-Lobos, Joao Souza Lima)

アンコール
19. めぐりあい Encontro(武満徹)
20. サイコー(Gregorio Goncalves)

2008/10/17(Fri)
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コーコーヤ@プラッサオンゼ

2008年9月30日(火)20:00
コーコーヤ
笹子重治(g)
黒川紗恵子(cl)
江藤有希(vn)
プラッサオンゼ

プラッサオンゼに行く時は、二度に一度は雨降りだ。のような気がする。「ワルツ・パリィー」、演奏されたパリのイメージが妥当なのかどうか、(私はパリに行ったことあるが)よくわからなかった。Andre Persiany featuring Major Holleyというアルバムが家にあったことを思い出した。

2部の冒頭、「古い曲」というのをきいて、ふとジャンゴ・ラインハルトの音楽を連想した。すると、何曲か後のMCで江藤が、マニューススウィングという話をした。ああ、今日の演奏にはジプシー音楽の匂いもあったかなあ。

江藤有希のヴァイオリンはいい。古風で、ふくよかな音。ここしばらく立て続けに4人のヴァオリン奏者のソロをきくことになった。ヴァイオリンというのはどれも個性的な音がする。ステファン・グラッペリとユーディ・メニューインの共演盤はまだ手に入るのか。

ピシンギーニャをききながら帰った。17日は松田美緒とコーコーヤ。松田と江藤のデュオでRosaをきいたのがよかったのだった。それにしてもよく雨が降る。

~1部(途中から)~
三月末の真夜中は(だったかな?)
のんだくれ
Marreco quer agua
ワルツ・パリィー
フォホー・ブラジル(エルメート・パスコアル)
~2部~
曲名知らず(1987年、笹子さんがプロになって初めて書いたという)
日傘をさして
ベニー・グッドマンのショーロ(ガロート)
雲のかたち
夕日のショッチ
Shin-kan-sen
ロータス・メロディ
炭酸水
~アンコール~
アルジェの白い熊

2008/09/30(Tue)
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ウーゴ・ファトルーソ&ヤヒロトモヒロ デュオ@新宿PIT INN

2008年9月17日(水)20:00
ウーゴ・ファトルーソ(p、vo、whistle、accordion、per)
ヤヒロトモヒロ(per)
新宿PIT INN

8月26日のプラッサオンゼから少し間が空いたが、今日のは見逃さなくて本当によかった。1曲め、La Papa。録音にはない“最後の一撃”にやられて、2人の世界に引きずり込まれる。

ウーゴのピアノ、2曲めのDesafinadoもそう。2部冒頭のピアノソロ(Aquellos~O Ultimo Blues)もそう。間合い、フレーズの展開、タイム感が独特。こう来るかなと思うと、そう来ない。ちょっと変わった語り口、でも十分に饒舌で説得力あり。先日みたアマチュア弦楽四重奏団のひとりが、「バルトークの音楽はハンガリーの言葉のアクセント、抑揚なのだ」と書いていた。そうか。ウーゴのプレイも彼の言葉の抑揚であり、アクセント。対するヤヒロトモヒロも独特の打楽器語法を駆使する人。言葉ではなく音楽で通じ合う。2人が互いにレスペクトしあっていることが傍目にもよくわかるし、その音楽の対話が面白くないわけない。

Piano, Pandeiro e Passarinho(ピアノ、パンデイロと小鳥)の楽しさは飛び抜けていた。テニスのラリーをみるように、2拍ごと左右に目玉を振りながら演奏をきいた。この鑑賞法はなかなかいいかもしれない。発見。

2008年1月24日
松田美緒@プラッサオンゼ

2008/09/17(Wed)
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