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Ballads / Derek Bailey

Ballads / Derek Bailey
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デレク・ベイリーが亡くなった。イギリス人のギターリストである。享年75歳。
http://www.asahi.com/obituaries/update/1226/001.html

デレク・ベイリーという人に、特別な思い入れはない。知人から知らせをもらって新聞サイトを見たが、訃報欄に載った人という以上の感慨はなかった。

iPodにベイリーのBalladsというアルバムが入っていた。聴きながら家に帰ってきた。風はとても冷たかったが、気分は温かだった。帰宅後はCDで聴いた。

2曲目What's Newの、

"(What's new?) How is the world treating you?"

というメロディにかぶって、“キキキキ”とノイズが入る。

ベイリーが腰掛けていた椅子の軋み。絶妙なタイミングで、ノイズさえも音楽の一部になっていた。iPodではそれがわからなかった。

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2005/12/27(Tue)
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iTunes Music Storeの50円祭で考えた

12月18日頃の“iTMS 50円祭”でアルバム13枚分を購入。正価19,500円のところ650円(30分の1)。明らかに運営上のミス。火事場泥棒のようで申し訳ないけれど、かっぱらったわけでもないので悪しからず。以下iTMSジャンル別の購入リスト。コメントはなし(もしかしたら、あとでレヴュー)。

[エレクトロニカ]
Secret Rhythms / Burnt Friedman & Jaki Liebezeit
Plays Love Songs / Burnt Friedman
Con Ritmo / Burnt Friedman

[ワールド]
Revista do Samba / Revista do Samba
Outra Bossas / Revista do Samba
Cantar a Vida / Jorge Degas

[ジャズ]
Castel del Monte II / Michel Godard
Purple Cool Car Sleep / Carsten Daerr Trio
Bantha Food / Carsten Daerr Trio
Blinds & Shades / Florian Ross Trio
Oh You Crazy Moon / Chet Baker
Lovebites / Erika Stucky
Princess / Erika Stucky

しかし…。iTMSで買った曲って、どれも作詞/作曲者のデータさえついてない。プロデューサー、アレンジャー、プレイヤー、エンジニア、録音スタジオなどの詳細も不明。それらなしでは音楽の興味を数珠つなぎにして拡げていく楽しみが成立しない。スリーヴやライナーノーツをくまなく読む音楽好きにとって、これは致命的にツラいなあ。

2005/12/22(Thu)
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African Tale / Richard Bona (DVD)

African Tale / Richard Bona
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カメルーン出身のベーシスト/ヴォーカリスト、リチャード・ボナの音楽と半生を、数多くの人々の証言と本人のインタビューで辿るドキュメンタリー。ボナは天賦の才能を開花させて、カメルーンからパリ、ニューヨークへと、どんどん明るい舞台に進んでいく。共演したミュージシャンたちからは惜しげもない賛辞が贈られる。演奏シーンもすばらしい。ボナはこれからさらに輝かしいキャリアを積んでいくのだろう。

ところが、この作品は全体として後味が苦い。人生には光があれば影もある。その影の部分、ボナの父親(故人)の描かれ方にあまりに救いがないのだ。ボナを応援した祖父と母とは対照的に、父は息子が音楽の道に進むことに反対し、ボナに対して暴力をふるうこともあった。父の死後10数年たった現在もボナの心の傷は癒えないのか、「友人を選べるのはいいことだよ。つまり、親や親戚は選べないからね」と語る。

父の死因ははっきり説明されないのだが(自動車事故?)、神の子リチャードの将来の芽を摘もうとして罰を受けたかのような印象が残る。ともかく、父の死で保険金がおり、ボナは海外に出た(母の証言)。ならば結果的に父は死ぬことで息子の成功を助けたとも言えるわけだが、ボナもボナの母も、そんなふうに考えているようには見えない。悪魔的な才能をもつ子を授かった父の畏怖と苦悩。このDVD作品の裏テーマは父子の相克なのかもしれないと、文学的に勘ぐったりする。「神の子」は文学にならないが、「神の子の平凡な父親」は文学になりうる。

ボナは2006年2月に自分のバンドで来日公演を行う。音楽家の生い立ちを知らなくても音楽は楽しめるけれど、知れば知っただけの聴き方ができる。楽しみにしていよう。

ブルーノート東京

続ク

2005/12/18(Sun)
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The Life Aquatic Studio Sessions Featuring Seu Jorge

The Life Aquatic Studio Sessions / Seu Jorge
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9月の来日公演(ブログ)で強烈なパフォーマンスを見せてくれたセウ・ジョルジ。セカンドアルバム「Cru」は2005年ブラジル・ディスク大賞の第1位を獲得したようだし(もちろん自分も1票!)、テレビCM(キユーピーハーフ パンクバブル篇)で歌声が流れているし。2005年はセウ・ジョルジ イヤーだったかもしれない?

このアルバムには、映画『ライフ・アクアティック』のサントラ(ブログ)で使用された、デイヴィッド・ボウイ作品の弾き語りがまとめて収録されている。ニューアルバムとは呼べないけれど、サントラより良好な音でセウの歌とギターを聴けるのは嬉しい。ボウイの名曲の数々、特に「ジギー・スターダスト」「ロックンロールの自殺者」など、鳥肌もの。

スリーヴに添えられた、デイヴィッド・ボウイのコメントもすばらしい。

「もしセウ・ジョルジが私の曲をポルトガル語で弾き語りしたのでなかったら、自分の曲にこのような新しい次元の美が吹き込まれるのを、私は聴くことはなかっただろう。」

2005/12/17(Sat)
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コーポラティブハウス:インフィル設計監理契約書、請求書

昨日、**先生の事務所から、インフィルの設計監理契約書ならびに業務報酬の請求書(***,000円)が届いた。業務報酬額はインフィル工事総額の**%。工事費総額が***,000円×**以下ならその金額で固定だが、上回る分は業務が完了(竣工)した時点で支払うことになる。

やっぱりお金がかかりますね。目下の頭痛の種は、ボロ車の修理代…。夏に書いたアルバイト原稿の請求書を早く出さなきゃ。

2005/12/16(Fri)
コーポラティブハウス | trackback(0) | comment(0) |


新日鉄だから安心です?

仕事場の同僚との立ち話。彼は3年くらい前に分譲マンションを購入した。ちょっとばかり憚られたが、好奇心を抑えきれずに訊ねてみた。

「もう耳タコの質問かもしれませんけど、**さんのお家は耐震強度、大丈夫ですか?」
「うちのマンションはね、何社かのジョイントベンチャーで、そのうちの1社が新日鉄の子会社なんですよ」
「へえ?」
「だから鉄筋は少ないどころか、親会社を儲けさせるために鉄をたくさん使って、余分に入ってるかもしれないですね」
「なるほど!」

実際には、余分に鉄筋が使われているかどうか知る由もないが、そんなふうな安心の仕方もあるのか、と感心した。日本の安全神話はいろいろなところで崩れつつある。というより、すでに崩れている。誘拐殺人、リコール隠し、鉄道事故と、枚挙に暇がない。新日鉄も大丈夫かな?

2005/12/15(Thu)
コーポラティブハウス | trackback(0) | comment(0) |


フィッシャー・キング

フィッシャー・キング
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週末、DVDで映画『フィッシャー・キング(The Fisher King)』を観た。ニューヨークを舞台に、数奇で過酷な運命のもと2人の男が出会う。この映画は聖杯探求のエピソードになぞらえた男たちの救済物語であると同時に、女たちの幸せを描く物語でもある。結末はハッピーエンディング。ポール・オースターの言葉を借りれば、これは「物語の最後には誰もが、最初に較べると少しは幸せになっているコメディ」なのだと思う。

なぜこの映画がブログの「音楽」のカテゴリーに入るかというと、挿入されている"How About You"という曲が秀逸で素敵だから。

 僕は6月のニューヨークが好き 君はどう?
 僕はガーシュインの曲が好き 君はどう?
 ポテトチップも 月明かりも好きだし ドライブも好き 君はどう?

 本を読むのも大好きなんだ でもなかなか満足は得られない
 ジェイムス・デュランテのルックスはスリリングだよね

 映画館で 明かりが落ちたら手をつなぐのなんて いいな
 とくべつどうということもないのだけれど 僕は好きなんだ 君はどう?

うちにシナトラのCDがあったはずなんだけど、ない。どこへ?

goo映画 フィッシャーキング

2005/12/14(Wed)
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アルヴェ・ヘンリクセン@新宿PIT INN

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音のフリーペインティング。音楽をそんなふうに形容できるとしたら、今晩のパフォーマンスは、まさに音のフリーペインティングだった。ノルウェイのトランペット奏者、アルヴェ・ヘンリクセン(Arve Henriksen)の初来日ソロ公演。

CDを聴くかぎり、楽器の生音にかなりエフェクトをかけているのかと思っていたが、生音が届く至近距離で聴くと、唇とブレスのコントロールだけであの尺八のような音を出しているのがわかる。さらにはマウスピースを外して吹いたり、カップミュートを使ったり、声を出して拡声器のように用いたり、はたまたサックスのリードを付けたり。ありとあらゆる色の音を空間に塗っていく。

アルヴェを“サポート”するのは、彼が「オーケストラ」と呼ぶiBook(トラックはiTunesで再生)、ミキサー、エフェクター、パーカッションパッドなどの機材だけ。2曲目、ノイズをループさせて即興的にトラックを作り演奏を続けて行く様に、ちょっと恐ろしくなって膝が震えた。

ヴォーカルは、印象的な高音に加えて、腹の底から息が出る中低音も。声がホーミーのように鳴る瞬間があった。

木製の横笛(ノルウェイの民族楽器?)による即興演奏も、とてもチャーミング。

「これはノルウェイの***という楽器です。ガールフレンドの部屋にあったのを持ってきました。そのまま飛行機でオスロからコペンハーゲン、そして日本へ。つい24時間前のことです。こいつでちょっとインプロヴァイズしてみようと思います。ノルウェイの人がいたら(会場の後ろのほうを指して)、笑わないでくださいね!」

どうしてどうして、会場のなかでひときわ受けていたのは、後ろのほうのノルウェイの(?)方々だった。

同時に来日したノルウェイのジャズバンド、Motifのメンバーたちのゲスト参加は、とても楽しいボーナスだった。アルヴェがまず、「iBookをピアノの弦の上に置いてサンプリングした」という奇妙でノイジーなトラックに乗せて、ヴォーカルとトランペットのパフォーマンスをひとくさり。やがてMotifのメンバ-たちを次々とステージに呼んで、フリーな集団即興に突入。「9歳のときに街に出て、聴いた音楽が、ジャズ!」とアルヴェが叫ぶと、みんなが途端にフォービートを刻みはじめる。あんなふうに演奏ができたら、楽しくって音楽をやめられないだろうなあ。

終演後、アルヴェと話すことができた。ナイン・ホーシズのSnow Borne Sorrowで出会った新しいファンであることを告げると、

「あのアルバムでリュウイチ・サカモトが演奏していることを、私は知らなかったんですよ。サカモトとはパリで会ったんですが、家に帰ってナイン・ホーシズのアルバムを聴いてみると、彼も参加していたのでびっくりしました」

アルヴェと坂本龍一とのパリでの出会いについては、blog.sitesakamoto.comのback to Berlinに少し書かれている。それが10月13日のこと。Snow Borne Sorrowのリリースが10月の下旬だったから、たしかにそんなタイミングだ。彼にとって、プロジェクトのオーナーであるデイヴィッド・シルヴィアンらよりも、坂本龍一と結果的に“共演”したことのほうが印象に残っているのかもしれない。

持参した「キアロスクーロ」の日本盤を取り出すと、もの珍しそうにジャケットをたしかめながら、スリーブの内側に控えめにサインしてくれた。記念撮影(上)ではフラッシュを忘れてしまったが、キアロスクーロ(光と影)の味もあるかな?

すばらしく創造的で映像的な、今まで体験したことのないような音楽を聴かせてもらった。時差ボケで体力的につらかったと思うけれど、ありがとう。来日実現に尽力された関係者の方々にも感謝します。

Arve Henriksen
Office Ohsawa アルヴェ・ヘンリクセン来日告知ページ

2005/12/03(Sat)
ライヴ - ジャズ | trackback(1) | comment(2) |


Bem Que Mereci / Elton Medeiros

Bem Que Mereci / Elton Medeiros
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今年で75歳になるというサンビスタ、エルトン・メデイロスが今年発表した新録。何と美しく、地味溢れる歌だろうか。2005年のうちに聴いてよかった。

エルトンの歌と出会ったのは、「サンバ Best Selection」(監修・選曲・解説:竹村淳、1994年)という編集盤でだった。タイトルはベタだが決して侮れない。このエルトン、そしてネルソン・カヴァキーニョ、パウリーニョ・ダ・ヴィオラ、ベッチ・カルヴァーリョ、何よりカルトーラ(カルトーラの諸作は我が無人島CDになった)など、入門者には十分すぎる名コンピレーションである。よい導きを得たと思う。

そしてこのアルバムには、エルトンの自作曲のほか、それらパウリーニョ・ダ・ヴィオラ(共作)、ネルソン・カヴァキーニョ、カルトーラなど、同志/師匠たちの曲が収められている。

エルトンの歌を聴くと、旅行で出かけたヴェニスの街並みやフランスの田園風景を思い出す。ヴェニスではホテルの部屋で、フランスではハイウェイを走りながらカーステレオで彼の歌を流していたから。アルバムを聴いたのはこれで3~4枚ほどだけれど、自分の人生に特別なかたちで織り込まれた歌手のひとりだ。

2005/12/02(Fri)
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