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歓びを歌にのせて

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スウェーデン映画「歓びを歌にのせて」を観てきた。
www.elephant-picture.jp/yorokobi

あまり予備知識を持たずに出かけたのがかえってよかった。音楽が人の心を開き、結びつけ、大切なことに気づかせる。さまざまな登場人物の人生模様が描かれる2時間。簡単に要約することはできないし、要約する必要もない。スウェーデンの冬は長く暗く厳しいから、人々はことのほか夏を愛するという。その理由がわかった気もする。劇中歌の白眉は「ガブリエラの歌」。サウンドトラックを買おう。

今回初めて、下高井戸シネマの内部側壁にブルーとイエローのストライプ装飾があることに気がついた(写真)。偶然にも、スウェーデン国旗の2色である。きっと会場に天使がいて、「あそこを見るんだよ」と示してくれたのだろう。

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2006/04/29(Sat)
映画 | trackback(0) | comment(0) |


ルー・ドナルドソン@ブルーノート東京

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御年79歳のジャズジャイアント、ルー・ドナルドソン(アルトサックス)の来日公演を観てきた。17日から20日まで4日間の日程で、今日は最終日の2ndセット。年齢から来る衰えとモチベーションの低下に不安がないわけではなかったが、結果的に素晴らしいショーを見せてもらった。

出だしにいきなりBlues Walk。そう来るか!?とグイッと身を乗り出す。背後にあのブルーのジャケットが投影される。至福の数分間。エンディングでバンドを掻き回して掻き回して。終わるとすかさず、「こんなもんでどうよ?」と粋な手振り。マイクに向かって、「ブルーノート録音。町のレコード屋で売ってるから買っておくれ。おれたちゃ金が必要なんだよ」とジョークを飛ばす。枯れてやしない。不安は、この1曲で吹き飛んだ。

左に45度曲がったホーン。甲高い声。他のメンバーのソロの間に右手を振り回す仕草。ソロへの拍手にサックスを横に構えて礼をする姿。新宿Pit Innで2回、N.Y.のクラブ(名前は忘れた)で1回観たが、すべてが思い出の中のままのルーだった。

チェロキーのソロでは、やはり衰えは隠せなかったけれども、あの歳でパーカーの最速ナンバァに挑戦するとは格好良い。怪人Dr. ロニー・スミス(org)、田井中福司(今回はドラムソロが少なかった)、ランディ・ジョンストン(g)ら、脇を固めるメンバーの好演ぶりにもやられた。

以下、セットリスト(メモ取っていなかったので記憶に頼る):
Blues Walk
Billie's Bounce
Whiskey Drinkin' Woman
Turtle Walk
What a Wonderful World
Speak Low
Gravy Train
Cherokee
Alligator Boogaloo(アンコール)

2006/04/20(Thu)
ライヴ - ジャズ | trackback(0) | comment(0) |


追憶のライラック

追憶のライラック / 東京スカパラダイスオーケストラ
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東京スカパラダイスオーケストラ、4年ぶりの歌もの三部作、その第一弾の「追憶のライラック」をiTunes Music Storeでダウンロード。

これは素晴らしい。朝からもう20回以上はリピートしている。沖祐一による切ないメロディ、そして特に水際立っているのが歌詞である。谷中敦が書き起こし、ボーカルをとるハナレグミの永積タカシとともに練っていったらしい。ダウンロードなのでクレジットまで確認できないが、共作になるのだろうか。録音時のエピソードなどはこちらに詳しい。
http://reco.jfn.co.jp/car/ontheroad/1201/

谷中の書く歌詞は、ほとんどリフレインがない独特なものだ。通常、ポップソングとしてはありえない。だれも歌詞を憶えられないから、ライブにあれだけのオーディエンスを集めて合唱が起きたためしがない。

そんなリフレインのない歌詞を聴いていると、二度と帰らない片道の旅に連れ出されるような感覚をおぼえる。歩いて歩いて地球を一周して振り出しに戻る。振り出しに戻るのだが、かつてそこにいた人たちはもういない。

ライラックの花言葉は「思い出」。

2006/04/19(Wed)
CD | trackback(0) | comment(0) |


女相続人@俳優座劇場

女相続人
俳優座劇場で「女相続人」を観劇。1850年のニューヨーク、ワシントン広場にある高級住宅を舞台に、父、娘、そして娘に求婚する青年の三者が、結婚の条件をめぐってヒリヒリする台詞の応酬を繰り広げる。父(鈴木瑞穂)と娘(土居裕子)の白熱の演技の最中、後ろの年配男性が「親がそんなこと考えるわけないじゃないか」とポロリ独り言つ。すると、自分の母と兄のことがオーバーラップして、思わず落涙。3時間に及ばんとする長尺の芝居、終演後に会った土居さんは、やはりお疲れの様子だった。人物の造形がいかにも19世紀的で少し重いが、素晴らしい戯曲、演出、演技だった。機会があったら映画(ウイリアム・ワイラー監督)も観てみよう。

俳優座劇場

2006/04/15(Sat)
ライヴ - その他の演芸 | trackback(0) | comment(0) |


レイ・バレット

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やや周回遅れの話題だが、hard handsの異名を持つコンガ奏者、レイ・バレットが亡くなったことを今日になって知った。2月17日、ニュージャージーの病院で。写真左は雑誌「Latina」4月号の追悼記事。

一度、生で彼の演奏を聴いたことがある。1989年だったか1992年だったか、N.Y.のVillage Gateで、ウィリー・コローン、ジョニー・パチェーコら錚々たるメンバーとのセッション。ファニア・オールスターズのリユニオンと言ってもいい。かぶり付きの席だったおかげで、デカい鼻の穴を下から拝める幸運?に浴したばかりか、持参した7インチ盤にサインをもらうこともできた(写真右)。ステージ奥にはティト・プエンテの姿もあった。彼らを写した写真が、まだ実家のどこかにあるに違いない。(同じ旅行の時に、モンゴ・サンタマリアが前座、ティトがトリというライブを観ることもできた。客席には白いスーツでバッチリ決めたマリオ・バウサ。思い返しても卒倒しそうなメンツだった。)

レイ・バレットは、ルー・ドナルドソンの「Swing & Soul」や、ケニー・バレルの「Midnight Blue」など、ジャズマンとの共演アルバムも多い。特にこの2作は、自分のジャズLPのコレクションの中でも、棺に納めてほしいトップ20に入るくらい思い入れの深いもの。レイのコンガなしに、これらの作品が今でも聴き継がれる力を持つことはなかっただろう。

訃報を知り、iPodでレイの出世作「El Wasusi」を聴きながら帰った。風も冷たかったし、気分も沈んだ。ルー・ドナルドソンは4月に来日する。久しぶりに観に行きたくなった。

2006/04/01(Sat)
CD | trackback(0) | comment(0) |


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