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中川賢一 現代音楽レクチャーコンサート

2012年6月2日(土)18:00
中川賢一(ピアノとお話)
現代音楽レクチャーコンサート〜現代音楽の迷宮へようこそ〜
サロン・テッセラ

(曲目)
メシアン:「幼子イエスに注ぐ20の眼差し」よりXV. 幼子イエスの接吻
武満徹:雨の樹素描II -オリヴィエ・メシアンの追悼に-
ウェーベルン:子供のための小品
クルタ-ク:「遊び」より「バーリントエンドレを想って」
アンドリーセン:レジスター
ファーニホー:レンマ・アイコン・エピグラム
ウェーベルン:「子供のための小品」
ジョン・ケージ:「4分33秒」第1楽章
カーゲル:MM51
〜アンコール〜
ポール・マッカートニー:ゴールデンスランバー(武満徹編曲)


ゲンダイ音楽に不案内な聴衆に向けて、音楽史上の位置付けと意義を解説しながら主要作品のさわり・要所を実演で聴かせるという奇特な催し。主催は公益財団法人せたがや文化財団で、その音楽監督は池辺晋一郎氏との由。新ヴィーン楽派からメシアンのモード、セリー(トータルセリエリズム)、図形楽譜、偶然性、スペクトル楽派、ミニマル音楽などに至るまで、巧みな口上(もちろん演奏も)で時に笑いをとりながら聴き手を楽しませてくれる。オーディエンスに「きらきら星」を歌わせて、そこへ幼子イエス(メシアン)の和音をあてるというコーナーも。

演奏された曲の中ではカーゲルのMM51が笑撃的白眉。「以前私のために特別に作っていただいた」という小道具(床に置かれた木製の棒の一端にメトロノームが取り付けられ、もう一端にあるペダルを踏むとメトロノームが傾いて振り子が止まったり動いたりする)を伴い、ピアノを弾きつつマイクに「イヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ〜」と声を吹き込むと深いエコーがかかる。舞台袖に座っていたスタッフらしい女性が必死に笑いをこらえていた。おそらくリハーサルのときにツボにハマってしまったのだろうか、どうにも珍妙で印象的な光景だった。

エロキューションと演奏技術の才、どちらが欠けても実現・成立の難しそうな企画である。「余人をもって代え難い」とはこういう人のことをいう。いずれまた別の機会にきちんとした(?)演奏会にお邪魔したいものです。

関連映像:
Mauricio Kagel's MM51 + Nosferatu

2012/06/02(Sat)
ライヴ - クラシック | trackback(0) | comment(0) |










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